宮城県女川町でレンコ鯛のフィッシュバーガーを販売しました!

12月18日(土)に宮城県女川町で「onagawa ほどまるしぇ!」が開催され、第3回牟岐町にぎわい産業祭に出店していたBlue Buck Diner -バーガー修吾- により、牟岐町で獲れたレンコ鯛を使ったフィッシュバーガーと女川町で獲れた鹿肉を使った鹿肉バーガーを販売しました。

第3回牟岐町にぎわい産業祭の記事はこちら→秋田県男鹿市からハンバーガー屋さんがやってきた! | 【四国・徳島】牟岐町観光協会 (mugi-kankou.com)

 

牟岐町と女川町の繋がりは数年前からあり、牟岐小中学校、女川小学校、女川向学館は学校間交流や防災学習での交流があります。

添付している記事でもお伝えしましたが、店主の大橋修吾さんは2014年のHLABのサマースクールで牟岐町を訪れています。また、2018年にはHLABのサマースクールで女川町を訪れており、現在は女川町でプロの猟師さんのもとでお手伝いをしながら鹿猟について学ばれています。

牟岐町と女川町の繋がりが続いていること、また、修吾さんが学生時代に両地域に関わりがあったこと、現在は女川町に滞在されていることで、今回は牟岐町の食材を使って女川町でハンバーガーを販売することになりました。

私は前回同様、出店のお手伝いをさせていただきました。女川町には今年の11月上旬に2週間ほど短期滞在していたので、お世話になった土地に再び訪れられたこと、また、ハンバーガーを女川町の皆様に届けることができて嬉しいです。

 

イベント当日、朝から地面は凍り、お昼には吹雪いているような悪天候でしたが、寒い中、ハンバーガーを買いに駆けつけてくださりました。

レンコ鯛を使ったフィッシュバーガーは前回と同じように、フレッシュでサクフワなレンコ鯛のフライと実生柚子を使ってさっぱりと仕上げたマヨネーズソースが好評でした。

前回、牟岐町で猟をされている家形さんと福谷さんから個体や猟師さんによって味が変わ

ることを教えていただいていましたが、今回の鹿肉バーガーは産業祭で使用したものと比べ、独特の芳醇な香りが強く、噛み応えがあるように感じました。

来てくださったお客さんからは、

「柚子がアクセントになっていてすごくいいね!」

「美味しすぎてびっくりした(笑)」

「徳島から来ているの?まあ遠いところから!」

「確かに徳島と言えば、鯛のイメージがあるなあ。でもレンコ鯛は初めて食べた!」

などと、感想をいただきました。

 

女川町での出店を終えて、修吾さんは「お客様から徳島のものを使っているのはなぜかという質問があり、牟岐町の出羽島では主に島そうめんにしか使われず、また、骨が多いため、若者はレンコ鯛を食べなくなっているということを伝えられた。その背景も含めて、販売することができてよかった。

個人的に、レンコ鯛が単純に美味しく、ガーリックマヨを使った柚子風味のバーガーは他では食べられないものなので満足度は高かった。

また、学生時代の繋がりで関わる地域を決められるのは個人事業主の特殊さであり、有難いと感じた。今後は、鮮度を保ちながら安価で販売できる方法を模索しながら、拠点である秋田県男鹿市や他地域でも出せたらいいなと思う。」と嬉しそうに伝えてくれました。

 

産業祭のみならず今回も牟岐町の食材を使ってハンバーガーを作れたこと、また、牟岐町と離れているけれど繋がっている女川町で提供でき、より一層繋がりを大切に出来たと感じる出店でした。

真武未有(またけ みう)

徳島県出身、20歳。

2019年からNPO法人ひとつむぎを通して牟岐町と関わり始める。牟岐町のPR動画「人とつながる牟岐でつながれる」を作成。「牟岐カレープロジェクト」隊長。今年8月から四国大学を休学し、Blue Buck Dine-バーガー修吾- のインターンシップとして秋田県男鹿市に3か月間、短期滞在した。