姫神祭り

徳島県南部の海部郡牟岐町で毎年夏に開かれている奇祭・姫神祭りです。この男性のシンボルは高さ3メートル、直径1.5メートル。牟岐町川長の牟岐八幡神社から祭りはスタートします。境内に安置されたシンボルは神事のあと、氏子の男性に担がれて町内を練り歩きます。牟岐漁港へ到着すると、漁船に乗せて港内を海上パレード。さらに町から8キロ沖合に浮かぶ無人島・牟岐大島へ向かい、祭りが終わる。大昔に土佐にいた女性が国司の男性と恋をし、京都へ戻った男性を迎えに行こうと船で牟岐大島辺りを通る。すると嵐がおき、女性が乗船したので嵐になったとして大島に降ろされます。船に見捨てられたのを悲観した女性は身を投げて自殺しますが、飛び込んだ場所に男性のシンボルそっくりの奇岩が立ち上がり、船員たちはこれに驚き、女性の霊を慰めようと祠を建てたそう。

 

牟岐あんどん展(8月)

旧暦の七夕に、鮮やかな意匠を施してあんどんを各家庭の軒下に飾る風習が残る牟岐町。現在では、牟岐あんどんの会を中心に、毎年夏になると牟岐川をまたぐ大川橋の歩道上に、牟岐小の児童や住民が制作した作品が並び、昔ながらの幻想的な街並みが広がります。

 

 

八幡神社秋祭り(10月)

秋に開かれる牟岐八幡神社(牟岐町牟岐浦)の秋祭りで、船型だんじり「関船」の引き回しが住民たちによって21年ぶりに復活。関船は牟岐東漁協の所有で全長14メートル、幅約2・9メートル、高さ約3・8メートル。現存する船型だんじりでは日本最大とみられる。住民らの寄付で傷んでいた車軸などの修理が行われ、
引き回しはかつて秋祭りの主役だったが、引き手不足や関船の老朽化により、1994年を最後に行われなくなった。