浜節句を体験した若者にインタビューしました!

4月3日(日)に小島の浜で浜節句が行われました。
浜節句の様子はこちらから↓

浜節句してきました! | 【四国・徳島】牟岐町観光協会 (mugi-kankou.com)

私は初めて浜節句に参加しました。
海辺の町ならではの伝統的な行事であり、地元の方々が多く居られる場に招いていただき
嬉しかったです。また、去年の8月から秋田県男鹿市との関わりがあり、そこでお世話になった
喫茶チンパンジーのブレンドコーヒーとこおひい工房珈音のコーヒー牛乳を淹れさせて
いただきました。

↑男鹿でコーヒーを淹れました

今回、若者が伝統行事に参加してどう感じたのかを知りたく、牟岐町の地域おこし協力隊である
石橋山河(さんが)さんと牟岐町企画政策課の中山拓真さんに浜節句の感想を聞きました。

〇牟岐町地域おこし協力隊 石橋山河(さんが)さん
「役場の方に誘われるまで浜節句のことを全く知りませんでした。
浜節句を調べてみると、みんなで浜でごはんを食べる伝統行事だと知りました。
元々、僕は釣りやキャンプなどのアウトドアが好きで、その中でも、外で食べると美味しさが
倍増するように感じるので、興味がそそられました。
今回参加してみて、普段話すことの出来ない地域の方々と話せてよかったと感じています。
都会には絶対ないであろう景色と、子どもたちが磯場で遊んでいる姿が魅力的だと感じました。」


↑釣りをしている山河さん

「現在は四国の右下観光局で牟岐町のことを中心に広域観光を担当しています。
勤務地が日和佐にあり、現状、牟岐とあんまり関われていないのでこういう機会が大事だなと
思いました。
モラスコのシールを作ってテイクアウト用のカップに貼ったらお洒落なんじゃないって
役場の方にポロっと言ったんです。
そしたら作ってくれていました(笑)今回、販売されていたコーヒーのカップに使われていますね。
シールからモラスコのことを知って、牟岐町の観光に繋がったらいいんじゃないかなと思います。」

 

〇牟岐町役場産業課 中山拓真さん
「役場に入庁した3年前から、職場の方や地域の方との浜節句に参加させていただくように
なりました。今年は初めて参加させていただいたときより馴染めている感じがして、最近特に、
自分にとって大切な居場所だと感じています。
今日は小学生たちと鬼ごっこをしたのですが、小学生に負けないぐらい楽しみました(笑)
世代関係なくごはんを食べて、遊んで、気持ちが温かくなりました。
どこか懐かしい日常を感じられて、コロナ禍だからこそ有難く、これからも大切にしたい行事です。」

↑3年前の拓真さん

「ハンドドリップのコーヒーを飲む機会は普段少なくて、今日は日常の中の小さなイベントみたいな
感じで、おいしいコーヒーが飲めて幸せでした。身近なコミュニティとか、
休日のチャレンジショップ的に、簡単な飲食の販売が出来るのは良いなあと思います。
モラスコむぎでのチャレンジが広く輪になって楽しい場所になってほしいです!」

今回、私は今までお世話になってきた役場の方々やひとつむぎの先輩、今まであまり関わりのなかった
協力隊の方々と海を眺めながらお話しを楽しむ機会となりました。初めて参加したにも関わらず、
拓真くんも言っていたように、どこか懐かしい日常を感じられる一日でした。
一緒にコーヒーも淹れさせていただきましたが、モラスコのロゴがついたカップに喜ばれる方も多く、
ホッとする一息を提供できたのではないかと思います。
また、インタビューや浜節句に参加されていた皆さんの姿を見て、きっと地元の人が大切にしてきた
伝統行事なんだろうなと感じました。

 

真武未有(またけ みう)

徳島県出身、20歳。

2019年からNPO法人ひとつむぎを通して牟岐町と関わり始める。
牟岐町のPR動画「人とつながる牟岐でつながれる」を作成。
「牟岐カレープロジェクト」隊長。今年8月から四国大学を休学し、Blue Buck Dine-バーガー修吾- の
インターンシップとして秋田県男鹿市に3か月間、短期滞在した。